【Electric Roast Fowl】
ベーシスト 『YAKITORI THOR』 の冥府魔道日記

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思い出の地にて

今月10日より岩手の友人の営むリンゴ園に行ってきた。震災の余震によって使用していた井戸が倒壊し人手が必要だと思った事、そして友人自体が肋骨の骨折により思う様に動けない事が予想されたので少しだけでも力になりたいと思った為に決断した。もう1つの理由としては被災地周辺に住む被災していない人達の元気が今後の東北の未来を担うと思った事がその気持ちをより強めたと思う。震災直後から個人で救援活動をしていた別の友人とリンゴ園にて合流して作業の手伝いが出来た事によって思っていたよりは作業が捗り昨日帰宅した。

15日金曜日にはリンゴ園の作業が一段落し救援活動をしている友人は緊急車両の期限が近く切れるので女川方面を周って帰路につくと言っていたので僕も彼の活動を支援する為に陸前高田方面へ救援物資を届けに行く事にした。気仙沼にある気仙成田山というお寺が小さな避難所になっており、その避難所にて17日に桜祭りというお花見を企画していると聞いたので救援物資と共に陸前高田で被災した酒蔵『酔仙酒造』のお酒を買って届けた。気仙成田山までの道は津波によって寸断され辛うじて残った堤防の上の道と瓦礫を撤去して作ったらしきダートを通ってしか行く事が出来ず街並も完全に瓦礫と化している為に場所を探すのに苦労した。道の横にある小さなパーキングに救援車両を見つけその車の方に聞いてみると偶然にも気仙成田山避難所の下で瓦礫の撤去作業をしている方だった。13時までのお昼の休憩をとりにそこまで来ていたらしいが話しをすると休憩を早めに切り上げて案内をしてくれた。被災した陸前高田の瓦礫の山ばかり見ながら走ってきて、ただ唖然としてしまっていた僕にとって物凄く心が潤う様な出来事だった。成田山に着き、そこに居た方に話しかけると13時になると会長さんが来るのでその方に話しをして下さいとの事だった為暫しの間待っていると元は本堂が在ったらしき下方の瓦礫方面から長い急な階段を登って会長さんがやってきた。救援物資を快く受け取って頂き少し話しをした。とても喜んでもらえてこの日一番の嬉しい時間だった。別れ際に会長さんから「次に来る時は手ぶらで来て下さい。その時までに必ず復興してみせます。」と言われた。帰りの車内で瓦礫の街を見ながらちょっと泣きそうになった。
陸前高田パノラマL 陸前高田パノラマCL
陸前高田パノラマCR 陸前高田パノラマR


広田半島入口高台よりその日少し足を延ばして、岩手に来ると必ず釣りをしに立ち寄った広田半島まで行ってみた。20数年前からの思い出の場所は陸前高田の街より惨状と化していた。まだ瓦礫撤去作業がほぼ出来ておらず自衛隊の方達が懸命に作業をしてた。写真は広田半島入口付近より広田の街を望む高台の道から撮影。

広田市街地にて道を下って行くとここも心が痛む惨状だった。ちょっと前までここから遥か先まで街が続き沢山の人達が普通に暮らしていた。何も悪い事などしていないのに何故こんな惨い事になるのか・・・言葉が出ない。

大野海岸以前夏に岩手に来るとたまに行っていた海水浴場大野海岸で車を止めて海岸線まで歩いてみた。砂浜に降りる階段の踊り場に一艘の漁船が打ち上げられていた。

広田湾漁協付近広田港の集落に入ると途中までは津波の被害が少なくほんの少し淡い期待を持って坂を下って行くと広田郵便局の建家に軽自動車が突っ込み瓦礫が取り囲んでいるのが見えた。ほぼ手付かずの被災地に心の中で「ここには長く居ちゃいけない!」と思った。でもここまで来たのだからいつも釣りに来ていた防波堤だけは見て行きたかった。閉じられた堤防の階段を上がり港を見ると船が海の中で横たわっていた。以前ワカメを買った漁協の建物も瓦礫に変わっていた。

広田湾防波堤付近思い出の釣り場は根元の部分の防波堤だけが残っているだけで昔の面影を重ね合わせる事すら出来なかった。沖防波堤に船が座礁しているのを見て釣りをしていたあの時に船着き場に停泊していた船かもしれないと思うと心が痛んだ。


やり場の無い気持ちを抱えて呆然と友人宅に帰る途中、携帯が鳴り車を脇に寄せて電話に出ると入院している友人からの電話だった。重い病気で数ヶ月入院していたのだが近く退院する事が出来るから「退院したらまた飲もうぜ」と笑っていた。辛い事が有れば嬉しい事も必ず有る。この日は一度にそれを味わってしまったが、これからの人生もきっと同じ様に繰り返して過ぎていくんだと思う。
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東北へ

今晩・・・というか明日早朝から少々の間、東北は岩手県へ行って参ります。救援とか、復興支援とか、そんな大袈裟な事は僕なんぞには出来ません。ただ、今後東北の支えの一片になる現地の友人のお手伝いくらいなら僕にも出来る事が有ると思い出掛ける事にしました。やる事は専ら農業に関わるお手伝いですが、地震や停電風評被害その他の影響で彼の今後には恐らく大きな試練が待ち受けているんじゃないか?と思うと少しでも出来る事はやりたいと思うのです。東北自動車道は先日AMAZORA Bootleg USTをしている最中に起こった震度6強の余震により古川~水沢の区間で現在も多分通行止めになっていると思われます。古川手前で高速を降りて仙台にて被災した友人の所にも少々陣中見舞いに寄って行こうと思っております。僕のこの緊迫感の無い顔を見せればほんの少しは気晴らしになるんじゃないかと・・・(爆)そしてそこから先は内陸を通る4号線にて岩手県に入る予定ですが、恐らくまだ大規模停電が続いていると思われ信号等も機能していないだろうと予測出来るので気をつけて運転しようと思っております。信号も外灯もない道は夜ともなれば相当な暗闇になるでしょうから市街地では歩行者や自転車等に気をつけないとね。ともあれ、その状況だと僕のポンコツ車だときっと真っ直ぐ走っても到着まで10時間以上は掛かります。出来れば明るいうちに現地入りしたいので一先ず仙台にてその後の状況を考えようとは思ってます。仙台からは残り約100km。安全運転を心がけてマイペースで行って参りま~す♪関東地方も今後も余震の可能性や電力不足等で予断を許さない状況が続いておりますので、こちらにお住まいの方々も気をつけて下さいね!そんな訳で明日以降少しの間連絡が取れなくなると思われます。その場合もし連絡を頂いた方がいらっしゃいましたら後日戻りましたら返信させて頂きますので宜しくお願い致します。では!

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プロフィール

YakitoriThor

Author:YakitoriThor
肩書き:
Bassist, Composer, Arranger

日々、革新や独自性を求めて音の世界を彷徨っております。
その制作スタイルのベクトルは非常に内向きだと自負しております。
『自分にとって面白い物=人に伝えるべき物』を旗印に活動しております。

どうぞお見知り置きの程を宜しくお願い申し上げます。

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